子どもは3歳までに
その可愛さで
一生分の親孝行をしてしまうそうです

その親孝行
しっかり受け取って
宝物にしたいですね

私も その宝物があったから
こどもの思春期につきあえました

50歳を過ぎたころから
その宝物がいちだんと輝いて
夢にまでよく登場しました

赤ちゃんのときの
笑顔 笑い声

抱き上げた重みとやわらかさ
ほっぺの におい・・・

40年も前のことなのに
不思議に 五感がおぼえています

育児は本当に大変だけれど
人生のほんのひととき

一生分の宝物を
いまのうちに
しっかり受け取ってくださいね


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1歳になった そらのいもうと 心(ここ)
歩きだすのも早ければ
すべり台も いきなりひとりですべってる

二番目は 
お兄ちゃんを逐一観察していて
同じようにやる
  
兄ちゃんのマネをして
バスケのアミに ヨチヨチ近づいてきて 
抱えたボールをシュートしようとしたのには 
びっくりした~!


ここも そらも
生まれる前に なぜか私に
名前をおしえてくれた

というより
私がひそかに望んでいた名前を
選んでくれた・・・感じかな

ドンピシャだった
すごく うれしかった (*^^)v


ここは・・・と書くと 
「ここ」という場所と勘違いするので
ここたん ここひめと呼ぶことにしよう

そういえば こないだ 
そらと ここたんの話をしていて

♪ ここはどこ~♪ ここはどこ~?♪
 こ~こは こ~こにい~ますよ~♪

というでたらめな歌をうたったら
そらにえらくウケて
アンコール10回ねだられて
しばらく二人で もりあがった


ところで

きょう そのここひめ


寝ころがって挙げた私の足の
二本指のくつしたを
しげしげ まじまじ・・・
じぃ~っと見て

なにを思ったか

ハガキをひろってきて・・・

私の二本指の股に さしこんだ・・・(@_@)!

・・ナンデス??? 

ハガキ立て?

1才児の頭の中を 知りたい♪ 


しばらくして 
ハガキが下に落ちたのを見るや
やってきて
また 指の間にさしこむ・・・

面白いので
右足から 左足へ
左足から 右足へ・・・

二本指にはさんで
ハガキを移動して見せたら・・・

あきれた顔になって・・・(゜0゜)

65歳児の頭の中を知りたい って
きっと思っているに違いない・・・

え? たったの64才違いですけど・・・

ナニカ?




 


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みんな話せるのに
ひとりだけ話せなくて
つらかったね

みんな歩けるのに
ひとりだけ歩けなくて
つまらなかったね

みんなが食べてるのに
ひとりだけ食べられなくて
かなしかったね

ちっちゃい体の兄ちゃんでさえ
ころげまわって遊んでいるのに

だから いつも
どうして?って目をして
じいっと見ていたね

ようやく 立ち上がって
テーブルの向うに手を伸ばせるようになったころから
あなたは 変わってきた

自分の足で 一歩二歩・・と歩き始めたころ
あなたは 心から笑うようになった

よちよちながら ボールをとりにいくことができるようになって
あなたは はじけるように声をあげて笑うようになった

それからのあなたの成長の早さには
目を見張るものがあった

兄ちゃんがやることには
なんでもチャレンジした

初めて歩いたとき
あなたはずっと決めていたように
ボールをひろってシュートしようとした

次に向かったのは すべり台だった
どんなにあこがれていたのだろうと
ばあばは 胸がいっぱいになったよ

これから その足でどこまで走るのだろう
その体を せいいっぱい使って生きたらいいよ

ここ あなたのこれからを
楽しみに見ています

存分に生きてね



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(映画会主催者 Bさんへ)

すばらしかったですね(^^) お疲れ様でした。
たくさんの方に観ていただきたいですね。

子育てを大変と思う気持ちが、
感謝で癒やされるでしょうね。
親との関係も違ってくるのではないでしょうか。

近頃わたしはますます、
子どもの泣き声にいたたまれなくなってきました。

隣接している小児科に、
悲鳴のような泣き声で連れ込まれていく子どもを見ると、
「ちゃんと説明してあげて〜!」と
ベランダから叫んでしまったりします(^^)

先週も、市役所の満車の駐車場で、
どこかにかすかな子どもの泣き声が・・・。

さがしていったら、
窓をしめた車の後ろの座席で、
泣きわめく子どもをせっかんしているお母さんを見つけて、
夢中で窓を叩き続けました。

ありがたいことにドアを開けてくれたので、
夢中で飛び込んでいって
「子どもには言いたいことがあるの。
 お願い。聞いてあげて。」と言いました。

中国の人のようでした。
じょうずな日本語で、
どんなにこの子が言うことをきかないかと、まくしたてます。

わたしは無性に悲しくなって、
興奮しているお母さんを抱きしめました。

「子育て、大変ね。よくがんばってるね。
 よくやってるね。ほんとうに大変ね。」と
ハグしながら撫でている時、
座席の下に押し込まれていた2歳くらいの坊やが
泣き顔で出てきました。

そして、わたしを外に押し出そうとして
ドアに手をかけるのです。
「出て行って!」と・・・。
まだ話せない彼の言葉が伝わってきました。
それからまだ少し興奮が残っているママの首にしがみつくのです。

彼の肩をつかんで、まだゆさぶろうとするお母さんに言いました。
「この子は「ママが大好き」って言ってるよ。
 ママが怒っていても、どんなママでも、いつでも好き!っていってるよ。
 ママを選んで生まれてきたって言ってるよ。
 だからママを責めないでって言ってる。こんなに好きなんだよ・・・。」と ・・・。

しばらく通訳していると、
だんだんお母さんは落ち着いてきて、
しがみついてくる彼を、ようやく抱いてくれました。

わたしがバッグから孫へのおみやげのお菓子やおもちゃを出してあげようとしても、
その子は、「いらない!早く行って!」と振り払うのです。

ママを責めないで!ボクはだいじょうぶ。
いつもほら こうして抱いてもらってる。って・・・

わたしは胸が一杯になって
「ほんとうに どうもありがとう。」と
最敬礼のおじぎをしてしまいました。

わたしは、後ろの座席の足元に押さえつけられて
大声でゆさぶられている子どもを かかえて逃げたい思いだったのに、
子どもの愛のほうがはるかに はるかに大きかったのです。

子どもはずっと親の成長のプロセスを 
当事者として赦しています。

インナーチャイルドの癒しは、
みんな「自分」が選んだ者でも選ばれた者でもあることが自覚できたら
いらなくなるでしょう。

その意味でも、この映画は沢山の人に観ていただきたい映画ですね。

長文になってしまいました。ごめんなさい。



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お好み焼きを作るために
タマゴを ポカンと割った

そしたら 思い出した

ずうっと前
わたしが タマゴをポカン!と割ったら
背伸びして見ながら
泣きだした子どもがいたこと

そういえば
植木鉢に並べたタマゴのカラを見て
「なんで なんで?・・・かわいそう・・・」
といって 泣いた子もいた・・・

そういえば 
と また思い出す

娘が3歳くらいのとき
ムキになって叩いたゴキブリを
やっつけた!と思ったその時
娘の大きな目から 涙が
あとからあとからあふれてくるのに
気がついた

「ゴキブリのパパだったのに・・・
 あかちゃんとママが おうちのまえで 
 パパをずっとまってるのに・・・」

そして しゃくりあげながら

「ゴキブリのパパは
 目をつぶって死んだ?」

と わたしに聞いた

・・・これは ショックだった

あの時の 娘のしんけんな目は
その後のわたしを少し変えたかもしれない・・・

絵本の世界に生きているあの頃の子どもにとって
タマゴは かわいいヒヨコとおんなじもの

猫も犬も ライオンもゾウも ゴキブリも
みんな言葉を話せる おともだち

絵本の世界と おとなの世界は
まったく違うということを知り始める時
子どもはとまどって 傷ついて
泣くのだな 

おとなの理不尽さを
泣くしかないのだな

そんなことを考えているうちに
大きなフライパンにいっぱいの
おっきな おっきなお好み焼きができあがりました

まず 
子どもの頃のわたしに
おなかいっぱい
食べさせてあげましょう






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