私の記憶の中に 
今でもワンフレーズだけ歌える歌があります
3才の終わり頃 母と別れたので 
ずっと 母の顔とともに おぼろげにおもいだされる歌でした
(子どもの頃には もうすこし長く歌えたような気もします) (*´∇`*)

何十年か後に 母に聞いてみたら 
「そんな歌は知らない」と答えていましたから
そのころ両親が間借りしていたあめやさん(あめ作りを見るのが好きでした)の
おばちゃんが歌ってくれたのかもしれないし
特別に3才から預かってもらっていた保育園の
園長先生が歌ってくれたのかもしれませんが
ずっと母が歌ってくれたものと思っていました
いえ きっと母は 忘れたのでしょう

「つりがねそうの歌」

わたしの記憶の中の いちばん古い歌

♪ つ~りがねそ~うの~ ♪ のフレーズは
今もわたしを何とも言えない気持ちにさせる 
わたしの子守歌です

母と別れてから 眠るときに
いつもひとりで歌いながら眠ったのをおぼえています

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ちょっと前に書いた ひとりごと
「そらがすきなもの」を書いてて思い出しちゃった・・

(そらは)ママが歌う「キラキラ星」が好き
「これ歌うと 静かになるよ
二回歌うと ねむっちゃうよ」と 娘
そう 子守歌 みつけたんだね

・・・・(中略)・・・・

 ♪ キラキラひかる おそらのうえで
   いつでもみてる ぼくらをみてる
   キラキラひかる おそらのうえで ♪ 

わたしは これ聞いてて なみだでちゃったけど

「(あなたも)子守歌 みつけたんだね」と書いたのは
わたしも その昔 子守歌をもっていたから

わたしが三人を寝かしつけていた当時は
70年安保の余韻が残っていて
岐阜県の中津川で フィールドフォークがさかんだった頃
お! 高石ともや?岡林信康なんて 
なつかしい名前が出てきたよ

こどもたちが通う保育園のバス遠足のとき
野原にまあるくすわって お弁当
お弁当がおわったころ 順番にマイクがまわってきて 
ひとりずつ名前をいってから 
好きな歌を歌うことになったのでした

♪ さいた~ さいた~ ちゅうりっぷのはなが~ ♪・・

♪ ぞ~さん ぞ~さん おはながながいのね~ ♪・・

さて いよいよ うちの三人の番!
髪はお手製のオオカミヘアー 
首にそれぞれバンダナを巻いた3才児
どうやら 三人いっしょにうたうつもりらしい・・・

固唾をのんで 待っていると
三人がうたいだしたのは

♪ きみの~ゆくみちは~ はてし~なく とおい~
  なのに~なぜ~ なにを~もとめ~て~
  きみは~ゆくのか~ そんなにして~まで~ ♪
  ・・・・・・(中略)・・・
  きみは~ ゆくのか~ あても~ないのに~ ♪ 
  ・・・・・・(省略)・・・

と 3番までうたうのでした
わたし ずっこけて(古い!)・・・大笑い・・・

「若者たち」 それがその当時の わがやの子守歌だったのです

正確にいえば 子守歌はもうひとつありました
「とうさんの子守歌」という歌でした

1.生きている 鳥たちが 生きて飛びまわる空を
 あなたに残しておいてやれるだろうか とうさんは

 目をとじてごらんなさい 山がみえるでしょう
 近づいてごらんなさい こぶしの花が咲くでしょう

2.生きている魚たちが 生きて泳ぎまわる川を
 あなたに残しておいてやれるだろうか とうさんは

 目をとじてごらんなさい 山がみえるでしょう
 近づいてごらんなさい こぶしの花が咲くでしょう

3.生きている君たちが 生きて走りまわる土を
 あなたに残しておいてやれるだろうか とうさんは

 目をとじてごらんなさい 山がみえるでしょう
 近づいてごらんなさい こぶしの花が咲くでしょう

だいたいゆっくりと2番まで歌う頃には
三人とも眠ってしまっていましたから
だれもおぼえてはいないでしょうが

なぜか 37年も前の歌が
今 するすると出てきたのには おどろいています
(まちがえているかもしれませんが)
ついさっきのことは すっかり忘れてしまうのに (*´∇`*)

子守歌は こどもよりも
親のこころに残るのかもしれないな


(追記)

UPする前に 娘に聞いたら、

その歌(♪きみの~ゆくみちは~♪)は 覚えてないけど、
「とうさんの子守歌」は覚えているよ、 と。

私の予想には反したけれど、
「お腹の中のそらに それを歌って聞かせていたよ。」 と 言われて、
ぐっときた

「だけど そらは覚えてないみたい。」 と、
あの時の わたしのあかちゃんは、
もう 「親」の顔になっていました。

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(娘から送られてきたメール)

件名  気になる・・・
 
本文  「気になるなぁ・・・代表選。」

それに この写真が貼付されていました



(わたしの返信)

(笑)

「子ども手当がどうなるのか 気になるところでしょう」

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そらが しんけんな顔で
タタミを ツメでカリカリしてる

まねして そばで カリカリすると・・・
ちっちゃな手で カリカリしてる私の指をにぎって 持ち上げる

ヤメテ

知らんぷりして ちょっとだけ離れて またカリカリやると
手をのばして また私の指を1本にぎって 持ち上げる

ヤラナイデ

また カリカリしてみたら
だまって 手ごと押しのけられた

言葉は話せないけれど
身長65cm  0.5才の意思表示

ちっちゃな ちっちゃなツメで
ひとりでカリカリして 音をきいている

まねしちゃいけない
そらが発見した あそび

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そらが すきなもの

圧倒的に ママ
わたしと遊んでいても
いつもママを見てる

これ できたの! ママみてた?
またできたの! ちゃんとみてた?
って 話せないけど 得意そう


それから パパ
パパは ママがしてくれない高い高いや
飛行機ぶんぶん遊びをしてくれる

おふろにも 入れてくれるし
ぽっぺに チュ~もしてくれる

男の人には 人見知りするけど
パパは 別格


髪をとかしてもらうのが すき


耳掃除がすき 
泣いてても おとなしくなっちゃう!


ママが歌う「キラキラ星」が好き
「これ歌うと 静かになるよ
二回歌うと ねむっちゃうよ」と 娘
そう 子守歌 みつけたんだね♪

眠くてぐずるそらをだっこして 
ゆらしながら 寝かしつけてる娘の 
ゆっくりで やさしい歌声が
そらには 安心で
なつかしい響きなんだろうなぁ

 キラキラひかる おそらのうえで
  いつでもみてる ぼくらをみてる
  キラキラひかる おそらのうえで 

わたしは 聞いてたら
鼻がきゅ~んとしてきて・・・

なみだ 出ちゃった

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