ちょっと前に書いた ひとりごと
「そらがすきなもの」を書いてて思い出しちゃった・・

(そらは)ママが歌う「キラキラ星」が好き
「これ歌うと 静かになるよ
二回歌うと ねむっちゃうよ」と 娘
そう 子守歌 みつけたんだね

・・・・(中略)・・・・

 ♪ キラキラひかる おそらのうえで
   いつでもみてる ぼくらをみてる
   キラキラひかる おそらのうえで ♪ 

わたしは これ聞いてて なみだでちゃったけど

「(あなたも)子守歌 みつけたんだね」と書いたのは
わたしも その昔 子守歌をもっていたから

わたしが三人を寝かしつけていた当時は
70年安保の余韻が残っていて
岐阜県の中津川で フィールドフォークがさかんだった頃
お! 高石ともや?岡林信康なんて 
なつかしい名前が出てきたよ

こどもたちが通う保育園のバス遠足のとき
野原にまあるくすわって お弁当
お弁当がおわったころ 順番にマイクがまわってきて 
ひとりずつ名前をいってから 
好きな歌を歌うことになったのでした

♪ さいた~ さいた~ ちゅうりっぷのはなが~ ♪・・

♪ ぞ~さん ぞ~さん おはながながいのね~ ♪・・

さて いよいよ うちの三人の番!
髪はお手製のオオカミヘアー 
首にそれぞれバンダナを巻いた3才児
どうやら 三人いっしょにうたうつもりらしい・・・

固唾をのんで 待っていると
三人がうたいだしたのは

♪ きみの~ゆくみちは~ はてし~なく とおい~
  なのに~なぜ~ なにを~もとめ~て~
  きみは~ゆくのか~ そんなにして~まで~ ♪
  ・・・・・・(中略)・・・
  きみは~ ゆくのか~ あても~ないのに~ ♪ 
  ・・・・・・(省略)・・・

と 3番までうたうのでした
わたし ずっこけて(古い!)・・・大笑い・・・

「若者たち」 それがその当時の わがやの子守歌だったのです

正確にいえば 子守歌はもうひとつありました
「とうさんの子守歌」という歌でした

1.生きている 鳥たちが 生きて飛びまわる空を
 あなたに残しておいてやれるだろうか とうさんは

 目をとじてごらんなさい 山がみえるでしょう
 近づいてごらんなさい こぶしの花が咲くでしょう

2.生きている魚たちが 生きて泳ぎまわる川を
 あなたに残しておいてやれるだろうか とうさんは

 目をとじてごらんなさい 山がみえるでしょう
 近づいてごらんなさい こぶしの花が咲くでしょう

3.生きている君たちが 生きて走りまわる土を
 あなたに残しておいてやれるだろうか とうさんは

 目をとじてごらんなさい 山がみえるでしょう
 近づいてごらんなさい こぶしの花が咲くでしょう

だいたいゆっくりと2番まで歌う頃には
三人とも眠ってしまっていましたから
だれもおぼえてはいないでしょうが

なぜか 37年も前の歌が
今 するすると出てきたのには おどろいています
(まちがえているかもしれませんが)
ついさっきのことは すっかり忘れてしまうのに (*´∇`*)

子守歌は こどもよりも
親のこころに残るのかもしれないな


(追記)

UPする前に 娘に聞いたら、

その歌(♪きみの~ゆくみちは~♪)は 覚えてないけど、
「とうさんの子守歌」は覚えているよ、 と。

私の予想には反したけれど、
「お腹の中のそらに それを歌って聞かせていたよ。」 と 言われて、
ぐっときた

「だけど そらは覚えてないみたい。」 と、
あの時の わたしのあかちゃんは、
もう 「親」の顔になっていました。

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