引っ越しのあと
大きな段ボールをこわして
それいっぱいに すごろくを作った
あんまり長すぎて
あんまり止まるところが多すぎて
実はまだ 一度もゴールに到達したことがないシロモノ
めずらしくそらがそれを引っ張りだしてきて
「ばあば すごろく しよ♪」と
私を喜ばす
始めてしばらくして 気がついたのだけれど
スタートから1/3くらいまでは 何度もやっているので
そらはあきているようす
はい!「声を出してわらう」だって!
「やぁだ そら わらわない」
あ そう! じゃあ ばあばが笑います♪ きゃははは・・
ハイ! 「歌う」んだって!
「やぁだ 歌わない」
あ そう じゃあ ばあばが歌います・・・うれしいな♪たのしいな♪しあわせだな♪ありがとう・・ あ もういい?
はい! 「ゴリラのマネをする」だって!
「やぁだ・・・ばあばが ゴリラやって!」 はい・・・(ゴリラのまねをしています)
はい! 「踊る」んだって!
「やぁだ ばあば踊って!」 はいよっと!(踊ってます)
そらさん・・・ あなた・・・
すごろく 楽しいですか?
もしかして つきあってくれてる?
わたし 遊んでもらってる?
そう言おうとした頃
そらのサイの目が
「チューをする」で止まった
お! チューは ひとりじゃできないぞ・・
そしたら やおら そらが立ち上がり・・・
「やぁだ」とも言わず
わたしのほっぺに チューしてくれた v(^v^)
そして
小さい声で わたしの耳にささやいた
「けっこんは できないけどね」
えっ!? けっこん?
なぜですか
「もう そらは きめてるからね。」
あれ ざ~んねん! もう決めてる子がいるんだ~
「うん」
だれですか?
「ここ」
え?(妹の)ここちゃんなのぉ?
「うん」
ここちゃんに申し込まれたの?
「ううん ちがうよ そらから」
そうか~ そらが申し込んだのね~ 「けっこんしてください」って?
「うん」
ここは なんて?
(ちょっとうれしそうに) 「『ウン』って」
そうか~
そうなのね~
そんなわたしの顔をちらりと見て
そのあたりから そらの気ぃ使いしぃが顔をのぞかせる
「あ ばあば だけど ばあばのことも一番すきだからね。」
でも一番は ここちゃんなんでしょ?
「ここも ばあばも 一番だから」
へ~~ぇ
「あ そしたらさ ばあばもけっこんする?
さんにんでけっこんしようか。
こことぉ そらとぉ ばあばと。 ね、いいでしょ?」
そらの真剣さがおかしくて かわいくて
笑っているうちに
やっぱりそのあたりで すごろくは終わりになりました
いつになったら
ゴールに行きつくことができるのでしょう
あんまり大きなすごろくは
う~ん おもしろいけど
かんがえもの
「6こ すすむ」を
もっと書き足そうかな
「けっこんする」というのも 作っちゃおうかな♪ ( *´艸`)
きっと こうくるね♪
「やぁだ。 ばあば けっこんして。」
ほら おもうつぼ♪
大きな段ボールをこわして
それいっぱいに すごろくを作った
あんまり長すぎて
あんまり止まるところが多すぎて
実はまだ 一度もゴールに到達したことがないシロモノ
めずらしくそらがそれを引っ張りだしてきて
「ばあば すごろく しよ♪」と
私を喜ばす
始めてしばらくして 気がついたのだけれど
スタートから1/3くらいまでは 何度もやっているので
そらはあきているようす
はい!「声を出してわらう」だって!
「やぁだ そら わらわない」
あ そう! じゃあ ばあばが笑います♪ きゃははは・・
ハイ! 「歌う」んだって!
「やぁだ 歌わない」
あ そう じゃあ ばあばが歌います・・・うれしいな♪たのしいな♪しあわせだな♪ありがとう・・ あ もういい?
はい! 「ゴリラのマネをする」だって!
「やぁだ・・・ばあばが ゴリラやって!」 はい・・・(ゴリラのまねをしています)
はい! 「踊る」んだって!
「やぁだ ばあば踊って!」 はいよっと!(踊ってます)
そらさん・・・ あなた・・・
すごろく 楽しいですか?
もしかして つきあってくれてる?
わたし 遊んでもらってる?
そう言おうとした頃
そらのサイの目が
「チューをする」で止まった
お! チューは ひとりじゃできないぞ・・
そしたら やおら そらが立ち上がり・・・
「やぁだ」とも言わず
わたしのほっぺに チューしてくれた v(^v^)
そして
小さい声で わたしの耳にささやいた
「けっこんは できないけどね」
えっ!? けっこん?
なぜですか
「もう そらは きめてるからね。」
あれ ざ~んねん! もう決めてる子がいるんだ~
「うん」
だれですか?
「ここ」
え?(妹の)ここちゃんなのぉ?
「うん」
ここちゃんに申し込まれたの?
「ううん ちがうよ そらから」
そうか~ そらが申し込んだのね~ 「けっこんしてください」って?
「うん」
ここは なんて?
(ちょっとうれしそうに) 「『ウン』って」
そうか~
そうなのね~
そんなわたしの顔をちらりと見て
そのあたりから そらの気ぃ使いしぃが顔をのぞかせる
「あ ばあば だけど ばあばのことも一番すきだからね。」
でも一番は ここちゃんなんでしょ?
「ここも ばあばも 一番だから」
へ~~ぇ
「あ そしたらさ ばあばもけっこんする?
さんにんでけっこんしようか。
こことぉ そらとぉ ばあばと。 ね、いいでしょ?」
そらの真剣さがおかしくて かわいくて
笑っているうちに
やっぱりそのあたりで すごろくは終わりになりました
いつになったら
ゴールに行きつくことができるのでしょう
あんまり大きなすごろくは
う~ん おもしろいけど
かんがえもの
「6こ すすむ」を
もっと書き足そうかな
「けっこんする」というのも 作っちゃおうかな♪ ( *´艸`)
きっと こうくるね♪
「やぁだ。 ばあば けっこんして。」
ほら おもうつぼ♪
年寄りの まぁ ばあちゃんの知恵袋
ガラクタの中から
使えるものがあるかもしれないよ
「どうして パパは
この子を ちゃんと可愛がってくれないんだろう」
って思ってるママさんは けっこういますよ
あなただけじゃ ない ない
その気持ち ようくわかるところをみると
わたしも たしか そう思ったことがあった・・
(過去生のようで 忘れてしまったけれど・・)
過ぎてしまえば
としをとってみれば
まぁね その頃のパパとママは
同じ土俵に上がってないのがよくわかる
なにしろ ママは
赤ちゃんが生まれる前から
お腹に来てくれた時から
すでにママになってる
この子にいいものを食べよう
この子によくないから がまんしよう
産着は? 肌着は?
くつはペタンコにして あぶないとこにいかない
冷やさないように かぜひかないように
熱?クスリ・・ん やめとこう
すでに 子育てが始まってる
お腹が愛しくて 大事で
こんなに自分のからだに気づかったのは初めて・・
毎月の検診で 赤ちゃんの心音を聞く・・
そのうち 赤ちゃんがお腹の中で動いてくる
お腹をノックして「ここにいるよ」と伝えてくる・・
行住坐臥(歩くときも座っていても横になっても いつも)赤ちゃんと一緒で
話しかけて会話している・・
とつきとうかの間 お腹のふくらみとともに
愛情ホルモンがあふれてくるママ・・
かたや
なんだかわからないけど
もうじき「親」になるようだと思っているパパ
生まれてくる子どものために
さらにがんばって働かなきゃ!
そのうち マイホームも・・と
パパは責任感がふくらむばかり
「ほら!また動いた!動いてるでしょ?」といわれても
なにか動いているのはわかっても
それが「自分の子ども」という実感がわかない
生まれてみれば
ひとりがんばったママは
どうしてこんなにすぐに豹変できるかと思うほど
いきなり「オレの妻」から「母」の顔に変わっている
隣に寝ている ふにゃふにゃした生き物
どうやって扱ったらいいんだ?
こうか?こうじゃない?
じゃあ こうか? こうでもない?
あぶない?! こわい?
どこを どんなふうにさわったらいいの?
どうしたらいいんだよ
わかんないよ!
泣くな~!!
だいいち 赤ん坊をとろけるような目で見ていて
オレのことは うわのそらだ
前みたいに オレのこと ちゃんと見ろよ!
できればもう一度 赤ちゃん返りをしたい気分!
おい!オレのことはどうなってる!
一日中子どもと遊んでて オレのためにメシも作ってないのか!
え~っ?!ワイシャツにアイロンかけてないじゃないか!
(これ 赤ちゃん返りですけど・・)
まぁ 無理もない
とつきとうか前から走り始めているランナーとは
離れすぎている
やがて また とつきとうかくらいたって
呼べばキャッキャッと笑いながらパパに手を伸ばし
つかまり立ちしてヨチヨチと パパの胸に飛び込んできて
高い高いに声をあげて喜び
パパとのお風呂も楽しそう
はじめて「ぱぱ」と呼ばれたあたりから
パパはようやく パパとして生まれて 目覚める
「オレは・・パパなのだ」
ようやく スタートラインに立った!
しっかし・・・
その時すでに ママは3周目に入ろうとしている
ママはママとして確立していて
ようやくパパになったパパは
まだコツがのみこめていない ヨチヨチ歩きだ
手こずればママに 困ったらママに
ウンチの時はママに 寝るときも病気の時もママ ママ・・
さらに
パパがまた自信を失いかける赤ちゃんの男嫌いの時期があったりして
パパがパパになるのには なかなか困難な道なのかもですよ
ママは初めからママだけど
パパになるのには努力がいる
だいいち 血肉を分けているってだけでかなわない
出産といういのちがけの共同作業を成し遂げたママと赤ちゃんの絆・・
ママと同じようには
たいていのパパにはできません
でも だから
パパも もう少し大きくなったら
パパにしかできないやりかたで
親子のきずなを太くしようとがんばるのです
キャッチボールしようか♪
サッカーやろうか!
クワガタつかまえてやる!
キャンプに行こうか!
花火やろう!
遊園地行く?
さあ 肩車してやるぞ
パパもがんばってます
ここで ばあちゃんのガラクタ袋から
ないしょの知恵をさずけましょう
実は パパは 子どもの時から
パパのお母さんに褒められるのがうれしくて
ずっとがんばってきました
だから
女の人に褒められると うんとがんばれるのです!
異性にけなされたり叱られたりすると
パワーがなくなってしまうのです
パワーがなくなると
すねたり 怒ったり 正当化したり ひらきなおったりして
誰かからパワーを取ろうとします
取られた相手は 疲れて消耗します
ママは だから
パパに2周分のハンディをあげて
できない しないことに「ん もぉ!」と言わずに
できること してくれたことをほめてあげてください
「ありがとう~♪」
「たすかる~♪」
え? 皿洗い もう1回やりなおししなきゃならないって?
はい 目をつむる~
はじめはみんな うまくできない~
自分の子どもと思えば(そうでないけども~)ほめられる~
なんでも だんだん うまくなる~
文句を言ったら
がぜん やる気をなくします
うまくなるまで
「ありがとう~♪」
「たすかる~♪」で やってもらう~
ね?
もひとりデッカイ子どもを育てるみたいで めんど~!と言わずに
それが ママが楽になる近道です!
ママが消耗しないやりかたです
じょうずに らくに 子育てしましょ♪
・・・・・・・・・
ああ 書いてたら思い出しましたよ
三つ子が生まれてからの1年間
「1日1食 1時間睡眠」でがんばっていた頃
いつも夜中に帰ってくるパパが
自分の食事を作ろうとして
子どもたちにミルクをあげている私に
「おまえも食う?」と聞いてきた
そんなこと聞かないでよ
食べるに決まってるじゃない!って
胸がつまった記憶
(朝から・・何にも・・食べてないんだからぁ)・・(/_;)
パパにしてみたら
ご飯の支度が出来てなくても
怒らずに 自分で作るオレは
しかも ママの分まで作ってやるなんて
けっこう気がきくし がんばってる!
って 自画自賛してたでしょう
いや 実際よく自分をほめてた
なにしろ彼は 23歳で突然三つ子の父になったのだから
想定外の災難にあったような気持ちだったでしょうね
私もまた 当時24才の三つ子の母だったから
その時 とっさに「ありがとう」なんて言えなかった
もっと してほしいことがい~っぱいで
せめて今夜 1時間私を寝かせてほしい!
お願いだから その間 起きていてほしい! みたいな・・
せめて これくらいやってよ・・と心で責めてたかもしれない
おたがいに求めていたのは
がんばってる自分への理解と
「たいへんだね」「ありがとう」の言葉
私もパパに ハンディあげてなかったなぁ
知恵袋の中には
ばあばの反省も たくさん入っているみたい
ガラクタの中から
使えるものがあるかもしれないよ
「どうして パパは
この子を ちゃんと可愛がってくれないんだろう」
って思ってるママさんは けっこういますよ
あなただけじゃ ない ない
その気持ち ようくわかるところをみると
わたしも たしか そう思ったことがあった・・
(過去生のようで 忘れてしまったけれど・・)
過ぎてしまえば
としをとってみれば
まぁね その頃のパパとママは
同じ土俵に上がってないのがよくわかる
なにしろ ママは
赤ちゃんが生まれる前から
お腹に来てくれた時から
すでにママになってる
この子にいいものを食べよう
この子によくないから がまんしよう
産着は? 肌着は?
くつはペタンコにして あぶないとこにいかない
冷やさないように かぜひかないように
熱?クスリ・・ん やめとこう
すでに 子育てが始まってる
お腹が愛しくて 大事で
こんなに自分のからだに気づかったのは初めて・・
毎月の検診で 赤ちゃんの心音を聞く・・
そのうち 赤ちゃんがお腹の中で動いてくる
お腹をノックして「ここにいるよ」と伝えてくる・・
行住坐臥(歩くときも座っていても横になっても いつも)赤ちゃんと一緒で
話しかけて会話している・・
とつきとうかの間 お腹のふくらみとともに
愛情ホルモンがあふれてくるママ・・
かたや
なんだかわからないけど
もうじき「親」になるようだと思っているパパ
生まれてくる子どものために
さらにがんばって働かなきゃ!
そのうち マイホームも・・と
パパは責任感がふくらむばかり
「ほら!また動いた!動いてるでしょ?」といわれても
なにか動いているのはわかっても
それが「自分の子ども」という実感がわかない
生まれてみれば
ひとりがんばったママは
どうしてこんなにすぐに豹変できるかと思うほど
いきなり「オレの妻」から「母」の顔に変わっている
隣に寝ている ふにゃふにゃした生き物
どうやって扱ったらいいんだ?
こうか?こうじゃない?
じゃあ こうか? こうでもない?
あぶない?! こわい?
どこを どんなふうにさわったらいいの?
どうしたらいいんだよ
わかんないよ!
泣くな~!!
だいいち 赤ん坊をとろけるような目で見ていて
オレのことは うわのそらだ
前みたいに オレのこと ちゃんと見ろよ!
できればもう一度 赤ちゃん返りをしたい気分!
おい!オレのことはどうなってる!
一日中子どもと遊んでて オレのためにメシも作ってないのか!
え~っ?!ワイシャツにアイロンかけてないじゃないか!
(これ 赤ちゃん返りですけど・・)
まぁ 無理もない
とつきとうか前から走り始めているランナーとは
離れすぎている
やがて また とつきとうかくらいたって
呼べばキャッキャッと笑いながらパパに手を伸ばし
つかまり立ちしてヨチヨチと パパの胸に飛び込んできて
高い高いに声をあげて喜び
パパとのお風呂も楽しそう
はじめて「ぱぱ」と呼ばれたあたりから
パパはようやく パパとして生まれて 目覚める
「オレは・・パパなのだ」
ようやく スタートラインに立った!
しっかし・・・
その時すでに ママは3周目に入ろうとしている
ママはママとして確立していて
ようやくパパになったパパは
まだコツがのみこめていない ヨチヨチ歩きだ
手こずればママに 困ったらママに
ウンチの時はママに 寝るときも病気の時もママ ママ・・
さらに
パパがまた自信を失いかける赤ちゃんの男嫌いの時期があったりして
パパがパパになるのには なかなか困難な道なのかもですよ
ママは初めからママだけど
パパになるのには努力がいる
だいいち 血肉を分けているってだけでかなわない
出産といういのちがけの共同作業を成し遂げたママと赤ちゃんの絆・・
ママと同じようには
たいていのパパにはできません
でも だから
パパも もう少し大きくなったら
パパにしかできないやりかたで
親子のきずなを太くしようとがんばるのです
キャッチボールしようか♪
サッカーやろうか!
クワガタつかまえてやる!
キャンプに行こうか!
花火やろう!
遊園地行く?
さあ 肩車してやるぞ
パパもがんばってます
ここで ばあちゃんのガラクタ袋から
ないしょの知恵をさずけましょう
実は パパは 子どもの時から
パパのお母さんに褒められるのがうれしくて
ずっとがんばってきました
だから
女の人に褒められると うんとがんばれるのです!
異性にけなされたり叱られたりすると
パワーがなくなってしまうのです
パワーがなくなると
すねたり 怒ったり 正当化したり ひらきなおったりして
誰かからパワーを取ろうとします
取られた相手は 疲れて消耗します
ママは だから
パパに2周分のハンディをあげて
できない しないことに「ん もぉ!」と言わずに
できること してくれたことをほめてあげてください
「ありがとう~♪」
「たすかる~♪」
え? 皿洗い もう1回やりなおししなきゃならないって?
はい 目をつむる~
はじめはみんな うまくできない~
自分の子どもと思えば(そうでないけども~)ほめられる~
なんでも だんだん うまくなる~
文句を言ったら
がぜん やる気をなくします
うまくなるまで
「ありがとう~♪」
「たすかる~♪」で やってもらう~
ね?
もひとりデッカイ子どもを育てるみたいで めんど~!と言わずに
それが ママが楽になる近道です!
ママが消耗しないやりかたです
じょうずに らくに 子育てしましょ♪
・・・・・・・・・
ああ 書いてたら思い出しましたよ
三つ子が生まれてからの1年間
「1日1食 1時間睡眠」でがんばっていた頃
いつも夜中に帰ってくるパパが
自分の食事を作ろうとして
子どもたちにミルクをあげている私に
「おまえも食う?」と聞いてきた
そんなこと聞かないでよ
食べるに決まってるじゃない!って
胸がつまった記憶
(朝から・・何にも・・食べてないんだからぁ)・・(/_;)
パパにしてみたら
ご飯の支度が出来てなくても
怒らずに 自分で作るオレは
しかも ママの分まで作ってやるなんて
けっこう気がきくし がんばってる!
って 自画自賛してたでしょう
いや 実際よく自分をほめてた
なにしろ彼は 23歳で突然三つ子の父になったのだから
想定外の災難にあったような気持ちだったでしょうね
私もまた 当時24才の三つ子の母だったから
その時 とっさに「ありがとう」なんて言えなかった
もっと してほしいことがい~っぱいで
せめて今夜 1時間私を寝かせてほしい!
お願いだから その間 起きていてほしい! みたいな・・
せめて これくらいやってよ・・と心で責めてたかもしれない
おたがいに求めていたのは
がんばってる自分への理解と
「たいへんだね」「ありがとう」の言葉
私もパパに ハンディあげてなかったなぁ
知恵袋の中には
ばあばの反省も たくさん入っているみたい
こないだ そらがね
「そらから見たら
ばあばは こどもに見えるんだよね」
って 言ってくれた
すっごく うれしかった
「えっ!? ほんと? どんなとこが?」
って聞いたら
「びっくりするとこ とかぁ
わらうとことかぁ
おこるとことかぁ・・ そういうとこ」
ふぅ~ん
ふつうじゃん
そしたら
「そういうの ばあばはいやなんだよぉ」 とか
「そういわれて すごくさびしかったよ」 とか
「うわぁい! うれし~!!」とか
「ねぇ 相談なんだけど・・」とか
ばあばは しんけんに
おとなと同じように話して
おとなとおなじように聞くでしょ?
だからそらは
「おともだち」って思う んだって
だから そらも
ばあばの言うこと よくきいてくれるんだね
ムリをいったり
だだをこねたりしないよね
「ソフトクリーム食べに行く?」ってきいても
すっごくうれしそうな顔して
しばらく考えて
「きょうは がまんする」って言ったりするね
2人で ニカッと笑って
「今日はがまんできないね!」
「できないね!」
って 手をつないでお店にいくよね
やっぱ 「ともだち」だね
だけど そらが話してくれたことを
あ~たんに楽しくて話しちゃう時
そらはちょっと 「ええっ?!」という顔でみるよね
あれって ヒミツだった?
ごめ~ん
ともだちなのに
今度から
「これはないしょだよ」って言ってね
そしたら 言いません
たぶん
幼稚園お迎えの
わたしが当番の日
14時が正規のお迎えだけど
あ~たんの仕事が始まったから
1時間の延長保育
いつも ぎりぎりだから
きょうは いつもより
15分早く着いて
喜ぶ顔を期待していた
「延長だから 早くてもだいじょうぶ
顔を見たら引き渡してくれるよ」
という娘の言葉があったので
お部屋に近づいてみた
「あ、そら君のばあばだ!」
と お友達も 先生も わたしをみつけて
手を振ってくれた
けど 当の本人のそら
声は聞こえるが 顔はのぞかせない
いつもなら 満面の笑顔で
飛び出してくるのに・・・
「そら君 いそげ!ばあば待ってるよ!」の声が何回かあって
「そら君のお片づけ ほら みんなで手伝ってあげて」
の 先生の声で
みんなが 協力してくれているらしい
わたしは あえてのぞかないで
わくわく 待っていた
きっと 大変なくらい
いっぱい出して遊んでいたのね
おもちゃか 本か・・・
楽しく遊べてよかった♪
だいぶたってから
いつもの元気な「さようなら~!バイバ~イ!!」の声もなく
静かに にこにこと出てきた
くつをはきながら
「ばあば きょうは早かったね」
「うん そう♪ きょうは早く来れたの」
この頃 そらは かたくかたく
なんども手を握りなおして
いろんな話をしながら歩く
しあわせな時間・・・
「ばあば もうちょっと 遅くてもいいよ
そらはね 2番目くらいがいいな」
「お迎えのこと?」
「うん そう」
「どうして? 前に一番早くきて!って言ったことがあるよ」
「あのころは(延長じゃないから)お友達がいっぱいいたじゃん
預かり(延長のこと)は(人数が)少しだから、一番目の人が帰るとさびしいでしょ」
「おともだちがさびしいなって思ったら いやなんだね~
一番目になりたくないんだね」
「うん・・・そう」
「あ だから かたづけゆっくりやったの?」
「みんなと もっといたかったからね」
「そうだったんだ~ それで おかたづけはおわったの?」
エヘヘと笑って
「先生が ばあばが待ってるから あとはやってくれるって」
「あらら ちょっと予定外だったねぇ せっかくゆっくりやったのにね」
「うん だからね 今度はもう少しおそくていいよ
二番目か三番目だといいな」
なんか ばあばは胸がいっぱいになったよ
そらは 残されるさびしさを ちゃんと知っているから
いちばん先にお迎えが来ても
うれしい顔をみんなに見せたくないんだね
時間をかけてお片づけするやさしさも
ばあばは 大好きです
どうして そうするのか
どうして そうしないのか
子どもにも ちゃんと理由がある
「早くしなさい!」と言ったら
「おもいやり」が育たないこともあると
教えてもらいました
相手の理由を聞くだけの心があったら
おとなの世界も きっとうまくいく
「あ!そら、見て!きれい~!八重のバラ!」
「ばあば トゲがあるよ 気を付けてね」
「わ!そら、面白いお花を見つけちゃった!見える?」
どっこいしょと そらを抱き上げて
2人で じっと見る
「変わってるね~ 生まれて初めて見た~」と言えば
「つんつんしているね そらも 生まれて初めて見た~」
しばらく歩きながら そら
「そらからみたらね ばあばはこどもに見えるよ」
と 言いだした
「うれしい~! じゃあ お友だちってことだね♪
どういうとこが?」
「あのさ 喜ぶとことか 遊ぶとことか 笑うとことか・・」
「へ~ そうなんだ~ なんだかうれしいなぁ」
「あ、きれい~!見て! そら!」
「ああ きれいだね~」
「こんなきれいなのが見られるなんて ラッキーだね~♪」
「ラッキーだね~♪」
家に着いたら 二人でお花に水やり
裏のフェンスにしっかりまきついて
こんなめずらしいクレマチスが咲いていました
わたしが当番の日
14時が正規のお迎えだけど
あ~たんの仕事が始まったから
1時間の延長保育
いつも ぎりぎりだから
きょうは いつもより
15分早く着いて
喜ぶ顔を期待していた
「延長だから 早くてもだいじょうぶ
顔を見たら引き渡してくれるよ」
という娘の言葉があったので
お部屋に近づいてみた
「あ、そら君のばあばだ!」
と お友達も 先生も わたしをみつけて
手を振ってくれた
けど 当の本人のそら
声は聞こえるが 顔はのぞかせない
いつもなら 満面の笑顔で
飛び出してくるのに・・・
「そら君 いそげ!ばあば待ってるよ!」の声が何回かあって
「そら君のお片づけ ほら みんなで手伝ってあげて」
の 先生の声で
みんなが 協力してくれているらしい
わたしは あえてのぞかないで
わくわく 待っていた
きっと 大変なくらい
いっぱい出して遊んでいたのね
おもちゃか 本か・・・
楽しく遊べてよかった♪
だいぶたってから
いつもの元気な「さようなら~!バイバ~イ!!」の声もなく
静かに にこにこと出てきた
くつをはきながら
「ばあば きょうは早かったね」
「うん そう♪ きょうは早く来れたの」
この頃 そらは かたくかたく
なんども手を握りなおして
いろんな話をしながら歩く
しあわせな時間・・・
「ばあば もうちょっと 遅くてもいいよ
そらはね 2番目くらいがいいな」
「お迎えのこと?」
「うん そう」
「どうして? 前に一番早くきて!って言ったことがあるよ」
「あのころは(延長じゃないから)お友達がいっぱいいたじゃん
預かり(延長のこと)は(人数が)少しだから、一番目の人が帰るとさびしいでしょ」
「おともだちがさびしいなって思ったら いやなんだね~
一番目になりたくないんだね」
「うん・・・そう」
「あ だから かたづけゆっくりやったの?」
「みんなと もっといたかったからね」
「そうだったんだ~ それで おかたづけはおわったの?」
エヘヘと笑って
「先生が ばあばが待ってるから あとはやってくれるって」
「あらら ちょっと予定外だったねぇ せっかくゆっくりやったのにね」
「うん だからね 今度はもう少しおそくていいよ
二番目か三番目だといいな」
なんか ばあばは胸がいっぱいになったよ
そらは 残されるさびしさを ちゃんと知っているから
いちばん先にお迎えが来ても
うれしい顔をみんなに見せたくないんだね
時間をかけてお片づけするやさしさも
ばあばは 大好きです
どうして そうするのか
どうして そうしないのか
子どもにも ちゃんと理由がある
「早くしなさい!」と言ったら
「おもいやり」が育たないこともあると
教えてもらいました
相手の理由を聞くだけの心があったら
おとなの世界も きっとうまくいく
「あ!そら、見て!きれい~!八重のバラ!」
「ばあば トゲがあるよ 気を付けてね」
「わ!そら、面白いお花を見つけちゃった!見える?」
どっこいしょと そらを抱き上げて
2人で じっと見る
「変わってるね~ 生まれて初めて見た~」と言えば
「つんつんしているね そらも 生まれて初めて見た~」
しばらく歩きながら そら
「そらからみたらね ばあばはこどもに見えるよ」
と 言いだした
「うれしい~! じゃあ お友だちってことだね♪
どういうとこが?」
「あのさ 喜ぶとことか 遊ぶとことか 笑うとことか・・」
「へ~ そうなんだ~ なんだかうれしいなぁ」
「あ、きれい~!見て! そら!」
「ああ きれいだね~」
「こんなきれいなのが見られるなんて ラッキーだね~♪」
「ラッキーだね~♪」
家に着いたら 二人でお花に水やり
裏のフェンスにしっかりまきついて
こんなめずらしいクレマチスが咲いていました