そらが 立ち上がって
思いきり手を伸ばしてくる…
そらのママが赤ちゃんだったとき
三つ子だったから
ほとんど抱っこできなかった
子ども達が赤ちゃんだった頃の夢を なんども見るようになって
夢の中で だきしめたこどものやわらかい感触と
ミルクのにおいまでするようになって・・・
今 そらがきてくれて
夢をもういちど味わえている
だっこ
と手をのばされたら
ことわれないなぁ
そらを抱いていると
娘を抱いているような
そらが幼い私のような・・・
抱いている私は娘のような
幼い私を抱いている母のような・・・
抱いているのも
抱かれているのも
どちらも私のような・・・
いつも ふしぎに
いやされている