お散歩に出る時
いくつか並んでいる靴の前で そらに
「どのくつにする?」と聞いたら
「青いの」と 答えた
なのに 私は
ちょっと長く歩くことになりそうだから
「青いのは重いから 赤いのにしよう」
と言ってしまった
なのにまた きょうの洋服には
やっぱり青いのがいいな と思い直して
「青いのにしようか」
と またまた言ってしまった・・・ああ・・・
すると そら
すかさず 「いや オモイ・・」
と 断固赤い靴をはくと言う
その日以来
青いくつは 「オモイ・・」と言って
はかなくなってしまった・・・
娘は苦笑しながら
「お母さんが すりこんだのよ」
すみませ~ん
こうして こどもは
何気ない おとなの言葉で
真っ白な心に いろんな色がすりこまれていく・・
気をつけなくちゃ!
いくつか並んでいる靴の前で そらに
「どのくつにする?」と聞いたら
「青いの」と 答えた
なのに 私は
ちょっと長く歩くことになりそうだから
「青いのは重いから 赤いのにしよう」
と言ってしまった
なのにまた きょうの洋服には
やっぱり青いのがいいな と思い直して
「青いのにしようか」
と またまた言ってしまった・・・ああ・・・
すると そら
すかさず 「いや オモイ・・」
と 断固赤い靴をはくと言う
その日以来
青いくつは 「オモイ・・」と言って
はかなくなってしまった・・・
娘は苦笑しながら
「お母さんが すりこんだのよ」
すみませ~ん
こうして こどもは
何気ない おとなの言葉で
真っ白な心に いろんな色がすりこまれていく・・
気をつけなくちゃ!
やりたいことだらけで
体がひとつじゃ足りないよって思いながら
夜 ふとんに横たわって
ああ 楽だ~ って
声が出るほど疲れきっていて
目は しょぼしょぼして
もはやあけていられないのに
それでもまだ 閉じることがおしくて
もったいなくて
本を広げても
すぐに顔の上に落ちてくるのに
ビックリしても また広げて
開けていられない目をはげましながら
まだ明かりを消せずに
まだやりたいことがある私に
「まるで そらと いっしょだね」
と 苦笑する
あくびをしだして
動きも緩慢になり
まばたきをしなくなり
長いまつげが閉じたがって おりてくるのに
がんばって お昼寝しないそら
まだ あそびたい!
まだ やりたい!
眠ったら 遊べないじゃないかと
がんばって 泣きながら眠りに抵抗している そら
そのきもち
よ~く わかるよ
この世が 楽しいんだね
私は小さい時 早く眠ってしまいたかった
目が覚めたことが悲しかった
そらが 眠るのがいやだと泣くときも
むっくりと 上機嫌で 起きてくるときも
ばあばは よかったな と思っています
そして ばあばも今
眠りたくないほど やりたいことがいっぱいで
そらと おんなじ
しあわせで たまりません
体がひとつじゃ足りないよって思いながら
夜 ふとんに横たわって
ああ 楽だ~ って
声が出るほど疲れきっていて
目は しょぼしょぼして
もはやあけていられないのに
それでもまだ 閉じることがおしくて
もったいなくて
本を広げても
すぐに顔の上に落ちてくるのに
ビックリしても また広げて
開けていられない目をはげましながら
まだ明かりを消せずに
まだやりたいことがある私に
「まるで そらと いっしょだね」
と 苦笑する
あくびをしだして
動きも緩慢になり
まばたきをしなくなり
長いまつげが閉じたがって おりてくるのに
がんばって お昼寝しないそら
まだ あそびたい!
まだ やりたい!
眠ったら 遊べないじゃないかと
がんばって 泣きながら眠りに抵抗している そら
そのきもち
よ~く わかるよ
この世が 楽しいんだね
私は小さい時 早く眠ってしまいたかった
目が覚めたことが悲しかった
そらが 眠るのがいやだと泣くときも
むっくりと 上機嫌で 起きてくるときも
ばあばは よかったな と思っています
そして ばあばも今
眠りたくないほど やりたいことがいっぱいで
そらと おんなじ
しあわせで たまりません
2012年2月12日
おかげさまで そらは二歳になりました
ありがとうございます
驚いたことに 誕生日のその日から
何歳ですか?ときくと
「にさい!」
と はっきり言えるようになりました
会話にあいづちもうってくれるようになって
ますます楽しくなってきました
このごろはまっているのは
私 「そらは ばあばが好き?」
そら「しゅき!」
私 「どのくらい?」
そら「まあまあ」
私 「エ~? いっぱいって言って」
そら「いっぱい!」
むすめはおもしろがって
「あ~たんのこと好き?」
「しゅき!」
「ムリ?」
「ムリ・・・」
爆笑しながら
言わせているのに けっこうショックだったりして
最後にはいつも
「いっぱい!」
と言ってもらって
「ああ よかった ありがと」
という言葉のあそび
二日ほど前 出かける私を
いつものように新幹線ホームまで見送りに来てくれて
いつものように 必死にわたしの服をにぎりしめて
置いて行かれまいとするそら・・
昨日の夜は めずらしく夜泣きをしたらしい
むすめからのメールによると
”昨夜 珍しくそらが夜泣き
寝ぼけてるみたいで、「オーノー」とか
「ばぁば」「いないねぇ」とかブツブツ言ってたと思ったら、
ムクリと起きてキョロキョロしたあと、
「ばぁば~」って泣きましてね・・・”
これを読んで
新幹線で置いて行かれる夢を見たのかなと思ったら
案の定 きょう会ったとき
そらが 私を「エ~ンばあば」と呼ぶので
どういう意味?と聞いたら 手ぶりをつけながら
「バイバイ エ~ンて・・」
と はじめて言葉の意味をおしえてくれました
そらがつけてくれた呼び名 「エ~ンばあば」
うれしくて かわいそうで かわいくて 複雑で
そらのマネをするなら
「ビミョ~!」
会話ができるようになってきて
いよいよ そらから教わるときがきた
もうすこし!
おかげさまで そらは二歳になりました
ありがとうございます
驚いたことに 誕生日のその日から
何歳ですか?ときくと
「にさい!」
と はっきり言えるようになりました
会話にあいづちもうってくれるようになって
ますます楽しくなってきました
このごろはまっているのは
私 「そらは ばあばが好き?」
そら「しゅき!」
私 「どのくらい?」
そら「まあまあ」
私 「エ~? いっぱいって言って」
そら「いっぱい!」
むすめはおもしろがって
「あ~たんのこと好き?」
「しゅき!」
「ムリ?」
「ムリ・・・」
爆笑しながら
言わせているのに けっこうショックだったりして
最後にはいつも
「いっぱい!」
と言ってもらって
「ああ よかった ありがと」
という言葉のあそび
二日ほど前 出かける私を
いつものように新幹線ホームまで見送りに来てくれて
いつものように 必死にわたしの服をにぎりしめて
置いて行かれまいとするそら・・
昨日の夜は めずらしく夜泣きをしたらしい
むすめからのメールによると
”昨夜 珍しくそらが夜泣き
寝ぼけてるみたいで、「オーノー」とか
「ばぁば」「いないねぇ」とかブツブツ言ってたと思ったら、
ムクリと起きてキョロキョロしたあと、
「ばぁば~」って泣きましてね・・・”
これを読んで
新幹線で置いて行かれる夢を見たのかなと思ったら
案の定 きょう会ったとき
そらが 私を「エ~ンばあば」と呼ぶので
どういう意味?と聞いたら 手ぶりをつけながら
「バイバイ エ~ンて・・」
と はじめて言葉の意味をおしえてくれました
そらがつけてくれた呼び名 「エ~ンばあば」
うれしくて かわいそうで かわいくて 複雑で
そらのマネをするなら
「ビミョ~!」
会話ができるようになってきて
いよいよ そらから教わるときがきた
もうすこし!
あした2歳になる そら
そらと少しずつ話しが出来るようになってきました
「あ! ばあば!」
と 満面の笑顔
買い物袋を「はい!」と渡すと
「わぁ~!わぁ~!」
と歓声を上げながら袋をかついで
「おもいね~! ん~~ おもいね~」
と部屋に運んでいきます
私がママと話していると
「ばあば アンパンマン やって」
と 新しいおもちゃの箱をかかえて開けてくれといいます
待ちきれないように手伝いながら
さっそくひっぱりだして
動くようにしてと催促します
私 「このケースに この乾電池を入れるのよ」
そら「ふ~ん」
私 「こことここにネジがあるでしょ?」
そら(のぞきこんで)「うん」
私 「ドライバーがないと ネジがあかないのよね~」
そら「ふ~ん」
私 「乾電池はここに買ってきたからね」
そら「うん」
私 「あとで 父たんが帰ってきたら ドライバーであけてもらってね」
そら「うん」と言いながら
「はい ばあば」と乾電池とケースを私に持たせてくるので・・
ドライバーを借りて ネジを回そうとするけれど
大きさが合わないのか からまわりして・・
「だ~めだ 回らないな~」と苦戦する私の手元を
顔をよせてきて 大きな目をクリクリさせながら
ばあば だめだね~ 本気だしてる? とでもいうように
手元と私の顔を交互に じぃっと見るから・・・
そのうち そらの顔が だんだんあきらめてくるから
私 あせる あせる
そらと少しずつコミュニケーションがとれるようになってきたけれど
そらが私を頼りにしてくれるのは・・・短いかも・・・
そらと少しずつ話しが出来るようになってきました
「あ! ばあば!」
と 満面の笑顔
買い物袋を「はい!」と渡すと
「わぁ~!わぁ~!」
と歓声を上げながら袋をかついで
「おもいね~! ん~~ おもいね~」
と部屋に運んでいきます
私がママと話していると
「ばあば アンパンマン やって」
と 新しいおもちゃの箱をかかえて開けてくれといいます
待ちきれないように手伝いながら
さっそくひっぱりだして
動くようにしてと催促します
私 「このケースに この乾電池を入れるのよ」
そら「ふ~ん」
私 「こことここにネジがあるでしょ?」
そら(のぞきこんで)「うん」
私 「ドライバーがないと ネジがあかないのよね~」
そら「ふ~ん」
私 「乾電池はここに買ってきたからね」
そら「うん」
私 「あとで 父たんが帰ってきたら ドライバーであけてもらってね」
そら「うん」と言いながら
「はい ばあば」と乾電池とケースを私に持たせてくるので・・
ドライバーを借りて ネジを回そうとするけれど
大きさが合わないのか からまわりして・・
「だ~めだ 回らないな~」と苦戦する私の手元を
顔をよせてきて 大きな目をクリクリさせながら
ばあば だめだね~ 本気だしてる? とでもいうように
手元と私の顔を交互に じぃっと見るから・・・
そのうち そらの顔が だんだんあきらめてくるから
私 あせる あせる
そらと少しずつコミュニケーションがとれるようになってきたけれど
そらが私を頼りにしてくれるのは・・・短いかも・・・