三つ子で生まれたって
おんなじお腹から
同じ日に 1時間の間に生まれたのに
体重も 身長も 声の大きさも
生まれた状態も 血液型さえ違ってた
同じミルクを 同じ時間に飲ませているのに
オムツを取り換える時
身体の匂いが違ってた
おしっこもウンチも
匂いも硬さも 間隔も違ってた
腸内細菌も違ってたんだろうと思う
お腹がすいたときも
口に哺乳瓶の乳首が入るまで泣き続ける子もいれば
声をかけると泣き止む子もいれば
最初からちょっと口をへの字に曲げただけで
あとは じっとがまんの子もいた
性格もぜんぜん違ってた
ひとりで遊ぶ子
ひとのおもちゃをとりあげる子
相手が欲しいものは捧げて差し出す子
顔も 背丈も 体質も
みんな違ってた
同じところをさがすほうがむずかしい
というか 私には見当たらない
三つ子でさえそうなのだから
歳の差のあるきょうだいは
親の妊娠中の精神状態から
出産後の環境の差や
1人目か 2人目か 3人目かなどで
同じ親でも扱い方が違ってくるから なおのこと
違っていてあたりまえ
ましてや 親が違っていれば
違った食事 違った言葉を聞いて育った子どもたちは
ますます千差万別であたりまえ
そうした子どもたちに
同じことをやらせて
比べたり 競い合わせたりすることに
どんな意味があるのだろうか
お母さん
よその子と比べる必要はないよ
というより
比べられないよ
ほかの子と同じようにするためになんて
誰も生まれてきてないよ
どの子もみんな ひとりひとり
自分が選んだ持ち物で
自分が選んだコースを
自分の好きな跳び方で越えていく
そんな冒険の旅
どの子の持ち物も
ほんとすてきなんだよね~♥
「ぼくは ぼくになりたくて ぼくをえらんだ
ぼくには得意なことと 苦手なことがある
得意なことをいっぱいやって みんなを喜ばせるために来た
でも ぼくは苦手を得意にするために
毎日 苦手なことばっかりいっぱいやっていて
得意なことで みんなを喜ばせるひまがない
ママや先生は ぼくがえらんだぼくじゃなくて
ぜんぶ得意なひとになりなさい って
ぼくじゃあ ママはしあわせじゃないんだ・・」
そう言った福山の男の子の顔が
いまだに忘れられません
おんなじお腹から
同じ日に 1時間の間に生まれたのに
体重も 身長も 声の大きさも
生まれた状態も 血液型さえ違ってた
同じミルクを 同じ時間に飲ませているのに
オムツを取り換える時
身体の匂いが違ってた
おしっこもウンチも
匂いも硬さも 間隔も違ってた
腸内細菌も違ってたんだろうと思う
お腹がすいたときも
口に哺乳瓶の乳首が入るまで泣き続ける子もいれば
声をかけると泣き止む子もいれば
最初からちょっと口をへの字に曲げただけで
あとは じっとがまんの子もいた
性格もぜんぜん違ってた
ひとりで遊ぶ子
ひとのおもちゃをとりあげる子
相手が欲しいものは捧げて差し出す子
顔も 背丈も 体質も
みんな違ってた
同じところをさがすほうがむずかしい
というか 私には見当たらない
三つ子でさえそうなのだから
歳の差のあるきょうだいは
親の妊娠中の精神状態から
出産後の環境の差や
1人目か 2人目か 3人目かなどで
同じ親でも扱い方が違ってくるから なおのこと
違っていてあたりまえ
ましてや 親が違っていれば
違った食事 違った言葉を聞いて育った子どもたちは
ますます千差万別であたりまえ
そうした子どもたちに
同じことをやらせて
比べたり 競い合わせたりすることに
どんな意味があるのだろうか
お母さん
よその子と比べる必要はないよ
というより
比べられないよ
ほかの子と同じようにするためになんて
誰も生まれてきてないよ
どの子もみんな ひとりひとり
自分が選んだ持ち物で
自分が選んだコースを
自分の好きな跳び方で越えていく
そんな冒険の旅
どの子の持ち物も
ほんとすてきなんだよね~♥
「ぼくは ぼくになりたくて ぼくをえらんだ
ぼくには得意なことと 苦手なことがある
得意なことをいっぱいやって みんなを喜ばせるために来た
でも ぼくは苦手を得意にするために
毎日 苦手なことばっかりいっぱいやっていて
得意なことで みんなを喜ばせるひまがない
ママや先生は ぼくがえらんだぼくじゃなくて
ぜんぶ得意なひとになりなさい って
ぼくじゃあ ママはしあわせじゃないんだ・・」
そう言った福山の男の子の顔が
いまだに忘れられません