きょう 旅から帰った私を
駅まで迎えに来てくれたね
改札の格子のあいだから
腕を出して いっぱいに振りながら
こっち こっち!と
満面の笑顔
私が改札を抜けるのを
待ちきれない様子で
飛びついてきた
手をつないで歩き出しても
まだ足りないように
ふたたび私のコートに
両手で抱きついて顔をうずめてくる
抱き上げると
私の顔を見つめては
たまらないように声をあげて
何度も何度も笑い
それでも表現しきれないとでもいうように
いきなり私のほっぺたに
長い長いkissをしてくる
こんな幸せを
神様 ありがとうございます
夜 携帯電話が鳴った
「ゆめばあば
そらだよ~」
あ そらなの?
きょうは おむかえありがとうね
「そら まってたんだよ~」
ばあば うれしかったよ~
そら あしたいくね
あそぼうね
「いいよ~ あそぼうね
ばあばは あした 何時にくるの?」
そうね 2時ころ行こうかな
「2時? わかった
そら まってるからね バイバイ」
じゃあね あしたね
「じゃあね」
3歳になったとたん
こんな会話ができるようになりました
ちょっと会わないと
どんどんオトナになってしまいます
そらは 高いところのものを見たいときに
「だっこ!」と手をさしだすことがあるけれど
このごろなんだか変な感じ
私は時々そらをコドモと思っていない
そのとき 自分のこともオトナと思っていない
年齢や経験とは無関係なところで
ふたり夢中で遊んでいる感じがする
来年のことは 想像がつかない
そら 三歳 おめでとう
元気に大きくなってくれて
ばあばを好きでいてくれて
ありがとう
駅まで迎えに来てくれたね
改札の格子のあいだから
腕を出して いっぱいに振りながら
こっち こっち!と
満面の笑顔
私が改札を抜けるのを
待ちきれない様子で
飛びついてきた
手をつないで歩き出しても
まだ足りないように
ふたたび私のコートに
両手で抱きついて顔をうずめてくる
抱き上げると
私の顔を見つめては
たまらないように声をあげて
何度も何度も笑い
それでも表現しきれないとでもいうように
いきなり私のほっぺたに
長い長いkissをしてくる
こんな幸せを
神様 ありがとうございます
夜 携帯電話が鳴った
「ゆめばあば
そらだよ~」
あ そらなの?
きょうは おむかえありがとうね
「そら まってたんだよ~」
ばあば うれしかったよ~
そら あしたいくね
あそぼうね
「いいよ~ あそぼうね
ばあばは あした 何時にくるの?」
そうね 2時ころ行こうかな
「2時? わかった
そら まってるからね バイバイ」
じゃあね あしたね
「じゃあね」
3歳になったとたん
こんな会話ができるようになりました
ちょっと会わないと
どんどんオトナになってしまいます
そらは 高いところのものを見たいときに
「だっこ!」と手をさしだすことがあるけれど
このごろなんだか変な感じ
私は時々そらをコドモと思っていない
そのとき 自分のこともオトナと思っていない
年齢や経験とは無関係なところで
ふたり夢中で遊んでいる感じがする
来年のことは 想像がつかない
そら 三歳 おめでとう
元気に大きくなってくれて
ばあばを好きでいてくれて
ありがとう