5歳のとき 2歳のここちゃんに
「結婚してください」と言ったそら君
「うん♪」と答えた ここちゃん
だから ふたりはラブラブです♡
そら君 6歳間近のある日 いじわるなばあばの口から
「きょうだいはねぇ けっこんできないんだよね~」
と 聞いてしまった・・・
「えっ?! どうして?・・・(◎_◎;)
・・・じゃあ あ~たん(ママ)とするからいいよ」 (/_;)
そのあと 彼は
「それに・・・」と 思いきるように言った
「それに・・・そらがおとなになってけっこんするころ、
ここは ちいちゃすぎるもんね~ハハハ・・」
・・('ω')・・・
あ~た 自分だけ大きくなって
妹は2歳のままですか
なにかをあきらめるとき
ひとは なんとか自分を納得させようとする
だから いいんです
計算が 変でも
ところで
ママとも結婚できないと知った時
「ママはパパとすでに結婚している!」と知った時
彼は なんと言うだろうか
男の子は その時から
パパをライバルと意識して
パパに勝ちたい!
ママにとって パパよりカッコイイ男になってやる!
パパを超えたい!と思うようになるのかもしれない
けなげでせつない 長いドラマだ
見届けていきたい 点 点 点
二人でブロックで遊んでいたら そらが
「うさぎ お~いし か~の~や~ま~♪」
と歌いながら・・・
いきなり立ち上がって 人さし指を立てて
「ばあば! しゅっぱぁつ!!」
と 叫んだ
わたし なぜだか
雷に当たったみたいになって
それから なつかしさでいっぱいになって・・・
「そら なんで知ってるの~?
それ 出発の歌なんだよね~」
どこかにインプットされていたパスワードを
いきなり聞いてしまったような
わたし 誰かに
「しゅっぱぁつ!!」っていわれて
ここに来たような・・・
わたしが火葬場で体にバイバイするときも
この歌を歌ってもらって そらに
「ばあば! しゅっぱぁつ!!」って
言ってほしいな なんて
ばあばは ふっと 頭が飛んでしまったよ
こころざしを 果たして
いつの日にか 帰らん
山は青き ふるさと
水は清き ふるさと